ワンランク上の読書を楽しむには

古本・中古本の魅力

知識を広げるために読書を習慣づけたいとお考えの方は多いです。
しかし、その時間が楽しいものでなければただ苦痛を味わうだけの時間になってしまいます。
専門性・アカデミック性の高い専門書といった難解ジャンルは特にそうです。それでは、どうやったら楽しいワンランク上の読書時間を過ごせるのでしょうか。

ジャンルにこだわらない

読書に慣れていない方は「何から読めば良いのか分からない」とお悩みではありませんか?
そんな時はインスピレーションだけで探してみてください。同じ本でも読む人によって訴えかけるものは違います。
例えば、日本各地に伝わる都市伝説や怪談をまとめた本はサブカルチャーとしての意味合いが強い娯楽として楽しむ方が多いですが、民俗学や文化人類学、社会学を研究されている方にとっては専門書となりえるものです。
つまり、ジャンルや本の対象年齢、新刊・古本による枠は、読み手によって無視して良いものともなります。

自分中心で読む

本を読む時に、良い姿勢で最後まで読まなければならないという先入観をお持ちの方は多いです。読書を楽しみたいのに姿勢を維持しなければならないということに意識が傾いてしまっては、内容に集中できません。
良い読書のための習慣が先入観となって邪魔になることもあるのです。特に長い時間をかけてやっと見つけた古本であればじっくりと堪能したいものです。
読書をする際には、リラックスして座ったり寝そべったりと自分の都合を優先して読むのがおすすめです。

媒体ごとに比較する

本は新刊本であれ古本であれ、新しい気づきを与えてくれるものです。さらにワンランク上の気づきを得るためには、「比較」という方法が有効な場合もあります。
例えば、舞台演劇が映画化・ドラマ化された際の情景描写や台詞の言い回しの比較、日本語訳された海外文学の訳者ごとの翻訳比較など、ちょっとした違いが大きな気づきを与えてくれる場合も少なくありません。
また、まったく正反対の持論を展開する文化人や専門家同士がアンソロジー形式の専門書や新聞で討論のラリーを応酬している様子は、スポーツの国際大会にも劣らないワクワク感を与えてくれるものだと思います。

 

古本専門書は敷居が高いと感じている方も少なくありません。
しかし、読書に不慣れな方でもちょっとしたことで、ワンランク上の楽しみ方ができるものです。