文学の分類について

古本・中古本の魅力

文学は文章表現の創作によって生み出される著作者の想像力や、感情を表現したものを指します。義務教育で、誰もが関わってきた文学の身近な一例としては、小説や詩歌、随筆に評論、俳句や短歌なども文学といえます。
しかし、文学の定義づけや区別に明確なものはなく、著作者や読者によって捉え方が変わってきます。こちらでは、3つに分類して文学をそれぞれご紹介いたします。

純文学

芸術性に重点をおいた文学で、作者のテーマに基づいて書かれた作品です。日本文学も純文学として区別してもいいのではないでしょうか。純文学は、芸術性重視の傾向から、作品の面白みをご自身で見つける必要があります。遊びに例えると、囲碁や将棋は自主的に戦略を考え、盤にある石や駒を動かして初めて楽しみを見つけ出すことができます。
それと同様に純文学の面白さに疑問を持ち、追求していくことが面白みにつながってきます。面白さを見つける楽しみがある文学、それが純文学です。

中間小説

芸術性と娯楽性を兼ね備えた中間の作品です。井上靖は、純文学と中間小説の両方の風潮を持った作家として有名です。その他には、中間小説誌などの専門雑誌で活躍する作家も多く、芸術性と娯楽性を備えた文学をお楽しみになりたい方にとって最適なのが中間小説です。

大衆文学

娯楽性に重点をおいた文学で、大衆小説とも呼ばれています。読者を楽しませるための物語で、エンターテインメント性に特化した意味合いがある文学です。
純文学の遊びで例えた囲碁や将棋と違い、大衆文学はテレビゲームのようなもので、既に用意された展開に沿って楽しむものです。楽しめる度合いは感性によって異なりますが、自分の興味ある作品と巡り合える喜びが大衆文学にはあります。

 

このように分類いたしましたが、著作者が純文学として創作しても読者によっては、それを大衆文学として捉えることもあります。そんな文学には、一言では説明できない奥深さや魅力があります。
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